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基本理念

基本理念

だれでも 笑顔に
いきいきと
ちいきに生きる、語りあえる

 大地の会は「いこいの家」からの草の根の活動を模索し、平成元年に「作業所ベンチ」を立ち上げました。かつての市民団体からNPO法人となり、現在では地域活動支援センター3事業所、グループホーム4事業所、生活支援センターと合わせて8か所の事業所を運営する大きな組織となりました。

 これまで大地の会は明文化した「理念(基本理念)」というものを掲げてきませんでした。それは当事者を理解するうえで当然のこととして、大切にしていることはあえて理念として大きく掲げなくても、実践の中で自然と行われているから、理念はいらないのではないか、それ(掲げた理念)に捕らわれてしまうことの方が、本来の支援スタイルではなくなってしまう可能性がある、(職員が自ら考え、行動することを大切にしてきた)という理由からです。
 さらにその「理念」を掲げるとしたら、誰なのか・・・。代表がすることなのかと考えると、大地の会が現場での丁寧な取り組みを尊重していることなどから、トップダウン的な意思統一を求めているわけではありません。

 一方的に理念を掲げるのもおかしいのではないかー。

 しかし長年の取り組みを重ね、今改めて大地の会が瀬谷区という地域に根ざした活動を展開していく上では、組織として掲げられる理念を打ち出し、積極的に外に伝えていく必要性が社会的な流れの中でも求められています。
 一方、職員ひとりひとりの個人の力はもちろん今後も大切ですが、それ以外にも組織として共通しているもの【理念・支援の拠り所】を持って、職員ひとりひとりがそれを言葉として説明出来ることは非常に大切なことであり、安定した組織運営にもつながっていくと考え、平成25年から職員や当事者・家族の方々も含めて研修をかさね、基本理念としての言葉をつくりあげてきました。

大地の会の職員として…

◆その人のありのままを受け止め、思いに寄り添います

◆自分の物差しを押し付けず、一緒に考え同じ目線でかかわります

◆前向きな気持ちや持っている力を大切に、可能性を引き出せるようにお手伝いします

◆自分らしく生きるために、生活のしづらさや自己実現に対してニーズを知り、支援します

理念をつくる取り組み

2012年
■研修のグループワークで、職員や家族会の方々が日々大切にしていることや思いを共有し、言葉に表現する作業をする。
■グループワークでのまとめ
2013年
■利用者の方へアンケート作成、実施、集計(73名回答)
2014年
■理念の作成1
■理事会に経過報告
■理念の作成2
■総会にて承認
特定非営利活動法人 大地の会
〒246-0013
神奈川県横浜市瀬谷区相沢3-6-12
TEL.045-302-8931
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